外国人採用

外国人インターンシップ生を企業に受け入れるには?メリットとデメリットを解説

外国人インターンシップ生を 企業に受け入れるには? メリットとデメリットを解説

近年、多くの企業が外国人大学生をインターンシップとして受け入れる取り組みが増えています。さらに、受け入れが進んでいない企業も、海外からのインターンシップの受け入れに関心を持っています。

この記事では、外国人を対象としたインターンシップで

・企業に訪れるメリット・デメリット
・受け入れまでの流れ
・インターンシップを行う際の注意点

について解説します。

外国人インターンシップとは

そもそも外国人インターンシップとは、異なる国からやって来た学生や若手専門家が、国際的な経験やスキルを磨くために、特定期間にわたって異国の企業や組織で働くことです。
このプログラムは、インターン生自身に実務体験を提供すると同時に、企業や組織に新たな視点やアイデアを与える可能性もあります。

インターンシップの期間や形式は、計画や関与する企業によって異なり、通常は数週間から数ヶ月です。また、報酬の有無や寮の提供などもプログラムによって異なります。
外国人インターンを行うためには、ビザや労働許可が必要な場合が多いため、インターンを始める前に正しい手続きを行うことが必須です。

外国人インターンシップのメリット

企業が、外国人インターンシップを行うメリットは以下の6つです。

・人件費の削減ができる
・インターン生の言語スキルを活用できる
・人材の多様化と採用競争力の向上を狙える
・特定のプロジェクトへの柔軟性
・ミスマッチを回避できる
・意欲的な学生を採用できる

人件費の削減ができる

インターンプログラムを活用することのメリットとして、人件費を削減できることも挙げられます。インターンプログラムの雇用形態はアルバイトと同じであるため、正規社員よりは低い賃金で雇用することが可能です。

また、インターンプログラムは社員と同様の業務を担当させることも可能であるため、低めの賃金で社員と同じような過程でアウトプットを出させることもできるのです。結果として、優秀なインターン生を雇用することができた際には、インターンプログラムは人件費の削減に繋がります。

インターン生の言語スキルを活用できる

外国人インターン生は異なる言語スキルを持っており、多言語環境での業務に貢献できます。企業が国際的な市場に展開している場合、現地言語でのコミュニケーションが効果的で、さらにその国や地域のビジネス環境や文化を理解できます。よってグローバルネットワークで外国人インターン生の外国語スキルを活かすことができます。

特に、社員で現地の言葉を理解できる人間が限られる場合などに非常に効果的に活用できます。社員としては人手が足りないところをサポートしてもらえます。また、インターン生は言語を活かし、現場の業務に取り組むことで実践経験を積むことができます。このような状況では互いに大きなメリットが生まれると考えられます。

人材の多様化と採用競争力の向上を狙える

異なる国々からの学生を受け入れることで、組織の人材プールが多様化します。これにより、様々なスキルや技術背景を持つ人材を採用することができ、組織の市場適応力が向上します。

また、採用力が強化されることにより、多様な視点が持ち込まれることで創造力・イノベーションが促進され、社内の競争力が上がることで活気が生まれます。
また、多様な人材の受け入れが企業のイメージ向上にも寄与することがあります。

特定のプロジェクトへの柔軟性

インターンプログラムは、特定のプロジェクトや期間に対応する柔軟性があり、需要に応じて人員を増減できます。直接正社員として雇用するよりも、組織の成長や変化に適応するのが容易です。

また、短期間のプロジェクトにおいても、社員にはリーダーシップやチームワークを考えさせるきっかけを与えてくれることや異なる視点をもたらしてくれることに期待できます。

ミスマッチを回避できる

外国人インターンが実際の業務に携わることで、企業の文化や価値観を直接体験し理解する機会を設けることができます。これによって、学生が企業がどのような環境で働くかを実際に感じ取り、その企業に適した人材かどうかを判断できます。

企業側もインターンプログラムを通じて、外国人インターン生のスキルや知識をより詳しく評価することができます。これによって、その人が本当に組織に適しているかどうかを確認し、正社員としてのポジションへの適性をより明確に判断できます。

または、正社員で雇用する以外にも、今後外国人を採用しようと考えている場合に自社の風土とマッチする外国人の性格や働き方を見極めるための機会として、インターンシップは人の入れ替えが容易であるため非常に有用です。

意欲的な人材を採用できる

外国人をインターンとして受け入れる際のメリットとして、彼らが業務に真剣に取り組み、高いモチベーションを持っていることが期待できます。通常、正社員を採用する場合は直接契約が必要ですが、外国人が大学生の場合のインターンシップ受け入れでは、彼らが所属する大学との契約になります。

学生の業務評価は企業から大学に報告され、その結果が学生の単位に影響します。そのため、学生は真剣にインターンシップに臨みます。また、彼らは大学の授業の一環としてインターンシップに参加しているため、途中で辞めるなどの懸念も少ないでしょう。

外国人インターンシップのデメリット

外国人インターン生を受け入れるメリットがある一方で、もちろんデメリットも存在します。

・最初は作業効率が落ちる
・労働条件の調節が難しい
・雇用期間が短い
・教育が大変

最初は作業効率が落ちる

異なる文化や言語背景を持ったインターン生が参加するため、社員とだけでなく、インターン生同士でのコミュニケーションや理解に課題が生じることがあります。また、言葉の違いやコミュニケーションスタイルの違いによって、情報伝達や業務の伝達に食い違いが起きるなど相互理解が難しいこともあります。

これらのことから意思疎通の困難さからインターン生が入った際には一定期間作業効率が落ちると考えられます。

■外国人労働者の日本語教育については下記の記事で詳しく解説しています。

外国人労働者の日本語教育の現状とは?具体的な方法や注意点を解説

労働条件の調節が難しい

外国人インターン生が持つ文化的な価値観や労働習慣、期待と、受け入れ企業の労働環境やルールが異なる場合、労働条件の調整が必要となることがあります。

例えば、働く時間や休暇の取得に関する考え方が異なる場合、双方の調整が必要です。このような課題に対しては、事前の説明や認識の共有、適切な調整が行われることで、円滑な労働環境を構築することができます。

雇用期間が短い

外国人インターンシップは一般的に短期間のプログラムであるため、十分な業務経験を積むことや、企業にとって実質的な成果を生むには限られた時間しかありません。短期間のため、業務の充実度や成果の実現には工夫が必要です

また、インターン生がいなくなれば、社員が業務を引き継がなければ、取り組みを進めることが困難になります。したがって、綿密な計画と目標設定、効果的なタスク割り振りによって、短期間でもインターンと企業の両者にとって価値ある経験を実現することができます。

教育が大変

外国人をインターンシップで受け入れる際、彼らが業務を遂行するためには、言語や文化の教育が必要です。
例えば、日本のビジネス文化や職場の慣習、業務に関連する専門用語などについての理解が求められます。また、日本語の習得やコミュニケーションスキルの向上も重要です。

これらの教育を通じて、外国人インターンが業務を円滑に遂行し、職場での効果的なコミュニケーションを図ることができます。このような教育は、日本人インターンシップ生を受け入れる際よりも、時間的コストがかかってしまいがちです。

■外国人労働者の日本語教育について知りたい方は是非こちらをご覧ください
外国人労働者への日本語教育はどうするべき?動機付け方法についても徹底解説!/a>

外国人インターン生を募集する4つの方法

ここでは外国人インターン生を募集する4つの方法

・海外の大学と直接契約を結ぶ
・エージェントを利用する
・国内の大学から受け入れる
・求人サイトで募集をかける

以上について解説していきます。

海外の大学と直接契約を結ぶ

これは非常に難易度が高いですが、海外の学生をインターンシップ制度で呼び寄せる場合には海外の大学と受け入れに関する契約を交わさなければなりません。

最初に受け入れに関する契約を大学と交わしたのちに学生を探す流れになります。契約を結ぶ際には契約の中身が重要視され、学生に何をやらせるのか、報酬は発生するのかなどをしっかりと明記し、大学のプログラムに則った形で学生がしっかりと事前にチェックできるようにしていかなければなりません。

エージェントを利用する

海外の大学と直接契約を結ぶには、現地の言葉を扱えるかつ、法的な問題に詳しい人材が社内に居なければなりません。適する人材が確保できていなければ、契約が成立しない可能性があります。

そこで、エージェント会社を活用すれば、エージェントが海外の大学との契約を代行してくれます。また、インターンの内容や学生を受け入れる手続き・サポートに関しても知識があるため、円滑なインターンシップを支援してくれます。

さらにはエージェントが企業の要望・条件に合致した学生を選定しマッチングを行うこともあるので、企業側からすれば大きな負担減となります。

国内の大学から受け入れる

国内の大学に留学している留学生をインターンシップの対象として受け入れる方法です。
こちらは日本の大学と提携を結ぶことでインターン生を受け入れることができます。海外の大学よりも契約などは言語的に簡単に行えますが、企業規模、信頼性なども問われるため提携を行うハードルが高く難しいです。

求人サイトで募集をかける

外国人インターン生を雇用する上で最も人を集められる方法は、求人サイトを通じて募集をかけることです。
外国人留学生に特化していない求人サイトであっても、「外国人・留学生歓迎」などでタグを付けることで様々な企業の求人が見つかります。

求人サイトにインターンシップの求人を乗せれば多くの外国人の目に留める事ができます。また、時給や求められる勤務条件等が分かりやすく示されており外国人も選ぶことが容易にできます。

求人サイトでの募集は企業にとっても情報を掲載する手段として簡単に行うことができ、外国人にとっても応募のハードルが低い方法です。また、大学を通じたインターンシップよりも面接などでカジュアルなことから聞くことができるため、互いに聞きたいことが聞ける環境を作ることができます。

外国人インターンシップを導入するフロー

では実際に、求人サイトで外国人インターンシップ生を企業に受け入れるまでの手順を見ていきましょう。

外国人インターン生 受け入れフロー外国人インターン生 受け入れフロー

1.求人広告を公開する

まず、外国人インターンシップの求人広告を公開します。
これには、募集条件や業務内容、期間、報酬などを明記します。この広告を通じて、インターンシップ生を募集する準備が整います。

募集条件、職務内容に関しては、できる限り詳細な説明を心がけましょう。理由としては、後々のミスマッチにより、選考辞退や早期離職が起こった場合、採用コストが無駄になるからです。

2.書類選考を行う

次に、履歴書や職務経歴書を提出した応募者の中から、適切な候補者を選考します。
応募者のスキルや経験、志望動機から、面接のための候補者を絞り込みます。

書類選考は、採用コストが少ない分、少ない情報で見極める必要があるため、優秀な学生の採用機会を失わないよう注意が必要です。

3.面接を行う

選考された候補者と面接を実施します。面接では、応募者の志望動機やスキルを評価します。志望動機では、応募者のモチベーションの高さを判断することができ、早期離職のリスクを見定めることができます。スキルに関しては、対話の中で論理的思考力や人当たりの良さを判断することができます。

外国人の採用の方法について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

外国人採用における面接のポイントを解説!面接の際の注意点とは?

4.採用決定する

面接結果や書類選考を考慮して、最適な候補者を選び、インターンシップの採用決定を行います。選ばれた候補者に内定を出し、インターンシップに関する詳細やスケジュールを共有します。

5.ビザの申請をする

外国人インターンシップ生を受け入れるために必要なビザや就労許可の申請手続きを進めます。ビザの種類や要件に基づいて手続きを行い、スムーズな滞在をサポートします。

具体的には、日本の企業が海外の大学生を日本に招き、インターンシップを行う場合には、大学と企業との間に協定を結ぶことが不可欠です

また、取得するビザの種類は以下の条件によって変わります。

・企業から大学生に対して報酬が支払われるかどうか
・ インターンシップ活動によって、大学生が自身の学業で単位を取得することができるかどうか
・ 滞在期間の長さ

■外国人のビザに関して詳しく知りたい方は下記記事をご参考ください
エンジニアビザとは?取得手順や注意、必要書類について詳しく解説!

6.研修を行う

インターンシップ生が企業に入社する前に、企業のビジョンや、業務プロセスなどを学ぶための研修を行います。これによって、インターン生がスムーズに業務に参加できるように準備します。

外国人インターンシップ生と円滑に仕事を行うには

企業が選考を終えたインターン生に対して、企業が業務を行う上で配慮するべきことはなんでしょうか。

計画と目標の設定をする

インターンプログラムを計画する際には、具体的な目標を設定し、インターンが達成すべき成果を明確に定義します。これによって、インターン生自身も、自分の役割や努力の方向性を理解できます。

インターン生に単純作業を任せるのではなく、プロジェクトに参加させることで実務経験を通じてスキルや知識を磨く機会となります。

スキルや経験に合わせて業務を割り当てる

インターン生のスキルや経験を考慮して、個別に適切な業務を割り当てます。
これによって、インターン生は自分の得意分野を活かし、効率的に成果を上げることができます。

フィードバックを行う

インターンに対して定期的にフィードバックや評価を行うことで、業務の進捗や改善点を共有します。これによって、インターンは自身の成長や改善点を客観的に得ることができ、次に向けたステップを把握できます。

決まった人がインターン生に関わるだけでなく、他の業務の人でも関わりを持ち、インターン生の疑問に答える、フィードバックをすることを行うことが必要です。

文化的違いへの理解を深める

外国人インターン生と受け入れ企業の間で文化的違いから問題が起こることも考えられます。円滑に仕事を進めるためにコミュニケーションを取り、相互理解を深めることが望ましいです。

また、文化的な違いを理解することに似ていますが、インターン生の持つ文化を採用することも重要になってきます。外国人インターン生を入れることで、新しい企業文化を醸成するきっかけになるので自社に取り入れたい文化があれば積極的にインターン生を中心に取り入れていきましょう

さらに文化的違いについて気になる方はこちらをご覧ください。

外国人労働者の文化と価値観の違いによるトラブルとは?具体例と対処法を解説。

日本語のサポート

日本語での意思疎通に困る時があれば、サポートが必要です。学習環境の提供やわかりやすい日本語を話すことなどのサポートをすることが求められます。

また、日本語で通じない場面であれば積極的に相手の言語に変換し伝えることで業務の作業効率を落とさないことも重要です。

■外国人インターン生と円滑な仕事を行う上で、配慮すべき点について、詳しくはこちらをご覧ください。
グローバル人材採用のメリットとは?人材採用成功のための注意点を解説!

外国人インターンシップ生を受け入れるに当たって注意すること

実際に、外国人インターン生を受け入れて一緒に仕事をする時には、以下の点に注意する必要があります。

法律・規制の順守

外国人インターンを受け入れる際には、適切なビザや労働許可の手続きが必要です。また、労働法や税法などの関連法令に従うことが必須です。これによって、法的なトラブルを未然に防ぎましょう。

適切な在留資格の取得

外国人大学生が日本でインターンシップを行う際には、彼らは短期滞在、文化活動、特定活動のいずれかの在留資格を取得する必要があります。
企業は、インターンシップの期間や報酬の有無などの要因に基づいて、どの在留資格を申請するかを決定します。

・給与を受け取る場合
・給与を受け取らない場合

給与を受け取る場合

給与を受け取る場合のインターンシップでは在留資格が3つあります。

・「特定活動9号」:海外の大学から直接雇用する
・「特定活動12号」:夏休みを利用してインターンシップを行う
・「留学(資格外活動許可)」:留学生が有償インターンシップを行う

以上があります。それぞれに詳細取り決めがありますので以下の参考を御覧ください。

参考:「インターンシップをご希望のみなさまへ」出入国在留管理庁

給与を受け取らない場合

給与を受け取らない場合には

・「留学」:留学生が無償インターンシップを行う場合
・「短期滞在」:90日以内の無償インターンシップ
・「文化活動」:90日以上の無償インターンシップ

の3種類があり、こちらも以下の参考を御覧ください。

参考:「インターンシップをご希望のみなさまへ」出入国在留管理庁

文化の理解

異なる文化を持つ外国人インターンを迎える際には、文化の違いを理解し尊重する姿勢が重要です。異なる価値観や行動様式が存在する中で、誤解や摩擦を避けるためにも、積極的なコミュニケーションを通じて相互理解を深めましょう。

■外国人労働者の文化・価値観の違いに対する対処法に関しては下記の記事で詳しく解説しています。

外国人労働者の文化と風習の違いから生じる課題とその対処法とは?

研修・指導体制の整備

効果的に業務を行うためには、適切な研修と指導体制の整備が不可欠です。インターン生が企業のビジョンや業務プロセスを理解し、スムーズに業務に取り組むための制度を設けましょう。

特に研修に関してはインターンの時間的問題から言語的な研修だけでなく、必要なスキルや技能に関してある程度マニュアル化されたものが必要になってきます。また、業務の中で指導すべき点があれば多くの人の目の前で指摘しないなど文化と個々の性格に合わせたスタイルの指導を行うことを心がけましょう。

生活環境のサポート

外国人インターンは日本での生活に適応するまでに時間がかかることがあります。言語や文化の違い、生活様式の変化に戸惑うことがあるかもしれません。そのため、住居や交通手段、日常生活に関するサポートを提供し、インターンが安心して働ける環境を整えましょう。

社会保険に加入する

外国人のインターンシップが社会保険に加入する必要があるかどうかは、そのインターンシップの条件や期間によって異なります。一般的に、日本の法律では労働者の健康保険や労災保険への加入が義務付けられており、インターンシップが労働とみなされる場合、これらの保険への加入が必要です。

具体的には、インターンシップの期間や業務内容が一定の基準を超え、労働として扱われる場合、雇用主は社会保険への加入を義務付けられます。そのため、外国人のインターンシップ生がこの基準を満たす場合、彼らも社会保険に加入する必要があります。

もし、社会保険に加入できる条件を満たしていない場合は、万が一の事態に備えて、民間の任意保険に入ることが賢明であるかもしれません。

■外国人労働者の社会保険への加入について詳しく知りたい人は是非こちらをご覧ください
外国人労働者の社会保険に加入は義務?保険加入率や加入条件について解説!

外国人インターンシップ生を社員として採用したい場合には

外国人インターン生と仕事をしていく中で、社員として採用したいと思うような優秀な人材が現れるかもしれません。その際に、以下のことを行う必要があります。

適切な在留資格の選択

外国人大学生をインターンシップから社員として採用する場合、彼らが適切な在留資格を取得する必要があります。在留資格の選択は、雇用先での仕事内容によって異なります。一部の在留資格は、外国人大学生が卒業するまでの間に申請できない場合もあるため、将来的な採用を考える際には注意が必要です。

社員として採用する際には、具体的な業務内容を明確にし、それに合った在留資格を選択することが重要です。また、在留資格の申請に必要な情報や契約内容を確認し、申請基準を満たしていることを確認しましょう。

具体例

インターンシップでは「特定活動ビザ」という在留資格が必要な一方で、日本での就労活動には「就労ビザ」という別の在留資格が必要となります。

特定活動から就労ビザへの変更には、従事する業務に適した在留資格への変更申請が必要で、認められると変更が行われます。在留資格変更許可申請は地方の出入国在留管理官署で行われ、審査が行われるため、審査通過が保証されているわけではありません。

そのため、業務内容に応じて適切な在留資格を確認し、申請を行う前に慎重な調査が必要です。多くの書類が必要で、就労先から提供される書類もあります。就労が決定した段階で、就労ビザへの変更が必要であることを就労先に伝え、必要な書類を用意してもらうことが重要です。

■外国人のビザに関して詳しく知りたい方は下記記事をご参考ください
エンジニアビザとは?取得手順や注意、必要書類について詳しく解説!

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まとめ

本記事では、外国人インターンシップのメリット・デメリットから実際に採用したい場合などを解説しました。

外国人インターン生の採用は、企業に革新的な価値をもたらすばかりでなく、国際的な人材を育成する絶好の機会と言えます。適切な支援と環境整備を提供し、インターン生が活躍できる舞台を提供することで、企業の成長にも繋げることができるでしょう。






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